Hiroki Kamiya, Shuichi Yanagisawa, Satoru Hiroto, Kenichiro Itami, and Hiroshi Shinokubo
Org. Lett. 2011, ASAP. DOI: 10.1021/ol2026069
チオフェンの位置選択的C-Hアリール化を用いたジチエニルエテンの官能基化
パラジウム触媒と種々のヨウ化アリールを用いることでジチエニルエテンのチエニル基に対してアリール基を導入することに成功した。非対称に置換されたジチエニルエテンも同様の方法で合成できる。本手法によって単純なジチエニルエテンから様々なマルチアリール化ジチエニルエテンを迅速に供給することが可能となる。