ブログ

Isolation, Structure, and Reactivity of an Arylnickel(II) Pivalate Complex in Catalytic C-H/C-O Biaryl Coupling

Kei Muto, Junichiro Yamaguchi, Aiwen Lei, and Kenichiro Itami J. Am. Chem. Soc. 2013, ASAP DOI: 10.1021/ja409803x

 

新規カップリング反応の中間体をはじめて単離、反応機構の解明

ニッケル触媒を用いたアゾール類とフェノール誘導体とのC–H/C–O型カップリング反応を以前報告している(J. Am. Chem. Soc. 2012134, 169-172. DOI: 10.1021/ja210249h)。C–O結合とC–H結合を直接つなげることができる新しいカップリング反応の実現には我々が独自に開発したNi/dcype触媒の利用が必須であった。しかしながら、その反応機構やNiは明らかでなかった。今回我々は、Ni/dcype触媒を用いることではじめてフェノール誘導体のC–O結合がNiに酸化的付加した錯体ArNiORを単離することに成功した。その結果、C–H/C–O型カップリング反応の全容を明らかにすることができた。なお速度論的研究は武漢大学のAiwen Lei教授と共同研究で行った。

関連記事

  1. Synthesis of Natural Products an…
  2. Synthesis of a carbon nanobelt
  3. [6]-, [8]-, [10]MCPPの合成とサイズ依存的性質…
  4. A Modular and Size-Selective Syn…
  5. Palladium-free synthesis of [10]…
  6. 2,4- and 2,5-Disubstituted Arylt…
  7. C-H Arylation of Phenanthrene wi…
  8. Recent Progress in Nickel-Cataly…

最近の記事

Flickr@Itamilab

天池先輩からコーヒースープ伴夫妻からのお歳暮です!潤さん、宮村さん、ありがとうございます!!武藤さん、ビールありがとうございます!平賀大都わーいやなさん、あつしさん、ありがとうございます!!だいぶ前だけど、Stripes look #ootdHalloween lookラインを洗う時ですら格好良く。戸谷先生教育実習!imageけいしゅう、誕生日おめでとう!誕生日は英吉家!!3年生に名古屋ぼろ勝ちアピール中!!アリシア卒業おめでとう女子会!
PAGE TOP