Shu Jan Yip, Tetsushi Yoshidomi, Kei Murakami, Kenichiro Itami*
Chem. Lett. 2018, 47, 329–331. DOI: 10.1246/cl.171097
アルキンの二官能基化反応は、一挙に二つの官能基を導入できる効率的な反応として、広く研究が行われてきました。今回、我々は銅触媒を用いるジアリールアセチレンとNFSI(N-フルオロベンゼンスルホンイミド)の反応を見つけました。本反応では、対応するアルキンからフルオロイミンを効率的に合成することができます。本分子群は新しい生物活性の発現が期待されています。