Kazuma Amaike, Kei Muto, Junichiro Yamaguchi, and Kenichiro Itami
J. Am. Chem. Soc. 2012, ASAP. DOI: 10.1021/ja306062c
エステルを用いる新しいC-Hカップリングの開発
ニッケル触媒によって1,3-アゾールと芳香族フェニルエステルの脱カルボニル型C–Hカップリングが進行することを発見した 。本反応は通常の複素環合成法で得られるヘテロ芳香環に頻繁に見られる官能基であるエステルを直接ビアリール骨格に変換できる。さらに、本反応を用いた、抗菌活性をもつ天然物muscoride Aの収束的な短段階合成に成功し、その有用性の実証に成功した。
参考リンク
エステルを用いる新しいC-Hカップリングの開発に成功 |