Eva Koch, Ryosuke Takise, Armido Studer, Junichiro Yamaguchi and Kenichiro Itami
Chem. Commun., 2014, Accepted Manuscript DOI: 10.1039/C4CC08426H
エステル/アミドも利用できる
我々はすでにNi/dcypt触媒を用いたケトンのフェノール誘導体とのα位アリール化反応を報告しているが、今回同反応がエステルやアミドにも有効であることを見出した。エステルの場合はこれまで用いていたフェノール誘導体(ピバレート)ではなく、カルバマートの方が有効であった。アミドに関しては環状ラクタム(オキシインドール)に限られるがケトンと同様にピバレートをアリール化剤としてアリール基を導入することにはじめて成功した。