Shin Suzuki, Kenichiro Itami,* Junichiro Yamaguchi*
Angew. Chem., Int. Ed. 2017, Accepted article. DOI: 10.1002/anie.201709332
多種類のアリール基で置換されたナフタレン、アントラセンの自在合成を達成した。テトラアリールチオフェンオキシドとアラインとの[4+2]付加環化反応を用いることでオクタアリールナフタレン、オクタアリールアントラセンを合成した。本手法に従えば、チオフェンに導入するアリール基の種類を変えることで、ナフタレン、アントラセンの望みの位置にアリール基が導入可能となる。