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Christina Meyer, Dirk Schepmann, Shuichi Yanagisawa, Junichiro Yamaguchi, Valentina Dal Col, Erik Laurini, Kenichiro Itami, Sabrina Pricl, and Bernhard Wünsch
J. Med. Chem. 2012, ASAP. DOI: 10.1021/jm300894h
σ1受容体として有効な化合物を探索した結果、スピロ環を有するアリールチオフェン骨格がσ1受容体として優れていることが明らかとなっている。今回我々が開発したC5位およびC4位選択的チオフェンのアリール化反応を用いた、最終段階での直接アリール化反応にを駆使する事でより幅広く誘導体を合成した。また、計算化学の観点より、アリール基の位置やチオフェンのS原子の位置によるσ1受容体との親和性の傾向を示す事ができた。